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H-026

ハイパウルトラマン・改造Aタイプ
メーカー:海洋堂 原型師:木下隆志
サイズ:1/2ソフビ 

ハイパーシリーズ改造第2弾となるウルトラマンAタイプです。
最近Aタイプのガレキが各メーカーから発売されているので、それに触発されたのもありますが、私本来、A・Bタイプがほんとは好きなのです。Cタイプは完成されすぎてあまり好きではないのが本心です。
さて、このAタイプを作るにあたって、まずこれまでに発売されたAタイプのガレキを集めて資料とともに考証することからはじめました。結果 どのキットも完璧なAタイプではない(といってもAタイプにも3種類ぐらいのバージョンがある)と私なりに思い、今回のこのキットは、私のイメージする(考証のかぎりをつくした)Aタイプです。
追加ギミックは、耳後のスイッチで目とカラータイマーが光り、音声がなります。カラータイマーは青と赤の点滅。音声はピコンピコンとシュワッチの2種です。
改造箇所は、キリがないのですが、Aタイプへの改造ポイントとすれば、顔・うすくて広い胸・ふくらんだ足首・平べったいブーツと赤銀のカラーリングといったところです。
赤銀の塗り分けはAとCではまったく違うので、キットに彫り込んであるラインをパテですべて埋めて新たに新しいすじ彫りを彫り込んでいます。Aタイプは塗り分けではなく、赤銀の張り合わせなので、スジがなくてはなりません。これが大変な作業になるとは思いもしませんでしたが・・・・・。
銀色はCタイプで使う銀よりもさらに黄が強い色を使用し、新しい味付けとして、ヤニ色を仕上げに所々塗ってあります。実物のスーツには、補修跡の筆ムラがよくはいっているのですが、それを再現すると、ただのヘタ塗りになってしまうのでやめました~。
身長も腹部を25mmほど延長しているので、ノーマルよりも少し背が高いです。
指も1本1本エポパテで作り、腕も40mmぐらいは延長しています。
仕上がりの 満足度は80点で、-20点は肩をもうすこし、撫で肩風にすればと足が少し短いかなというところです。
前回製作した2号ライダーの何倍も時間と手間のかかったAタイプです。ほとんど手作りなので同じモノは2度と作れないと思うし、あまりにもめんどうだったので2度とつくりたくないので、世界に一つのハイパーAタイプです。
参考商品となっており、製作はお引き受けできませんので、あしからず。
部分的、製作の過程は次のページにありますので御覧下さい。

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