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H-030

ハイパーウルトラマンBタイプ
メーカー:海洋堂 原型師:木下隆志
サイズ:1/2.5ソフビ

仕事の合間にコツコツと造ること3ヶ月、あーでもないこーでもないと写真資料を探究しながらどうにかなっとくのできるBタイプが完成しました。 なぜにBタイプかというと、このキットはそもそもCタイプなのです。 しかし、ストレートに組んでみたら、どこかバランスがおかしい? そう、顔と胸部である。顔は長すぎて目が少し小さく、胸も少し貧弱という点であった。 そこで、どうせ修正するのだったらまだ作ったことのないBタイプと単純な発想だったのである。 以前作ったAタイプは手作り感覚のある意味では自由表現であったのに対し、このBタイプは無表情で微妙な曲線で構成されており、製作は修正修正の繰り返しであった。 顔のテーマは大きな眼に尖った鼻先、エッジはシャープで、頬はなめらかという点である。原型はCタイプなので基本のシルエットは利用できず、単に下地ベースにしただけで耳と口は切り取り、エポパテで全体を盛りつけ、削りとるという工程で仕上げました。 眼は原型のものは小さすぎるので、タイプ2の眼を型取り修正してヒートプレスしたものを使用、耳の穴には3Mのサンディングスポンジを切りつめてそれっぽくしました。 胸部、腹部は大まかに歯科用レジンで成型しポリパテで表面をコーティング。 カラータイマー部は、キットのものには、止めネジがついていなかったので、釘をマイナスネジに仕立てて取付(上下)。 全体の赤ラインもCタイプ仕様だったので、Bタイプラインに変更、最大の特徴であるブーツもとんがり上向きに修正。ブーツと足首のつなぎは、雰囲気をだすために防食テープで実際にまき塗装(手首も同様)。 ボディ内補強としては、腰までキャストを流し(木組みをしたのち)、上半身は歯科用レジンですべて内貼りしています。太陽光をあてても曲がることはないでしょう。 ギミックは耳のスイッチで眼とカラータイマー(青色)が光、ジュワッチの音声がなります。 もう片耳のスイッチでは、カラータイマー(赤色)が点滅しピコン・ピコンの音声がなります。 

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