H-036

ハイパー・仮面 ライダー2・新1号改造版
メーカー：海洋堂　
原型師：木下隆志 サイズ：1/2ソフビ
お待たせしました。改造新1号ライダーです。
ベースは、おなじみの海洋堂ハイパー旧1号（1/2）ライダーで、フルに新1号の特徴を考証し再現しました。 ベースは旧1号の変身ポーズなので、これを新1号の変身ポーズに変更しようと単純に思ったのがことのはじまりで、簡単かな～と最初は思ったのですが、各パーツを検証していけばいくほど、旧1号との違いが多く、キットのままで使えたのは、タイフーンのベースだけでした。 一番苦労したのはボディで、キットは旧1号の鹿皮スーツを再現してあり、皮革の質感模様が彫り込んであるので、これを新1号のスーツにするためには、100番のペーパーで削り、その後、ラッカーパテで平面 的に仕上げ、濃いめのサフェーサーで重ね塗りの繰り返しで、どうにかクリアーにした次第です。 あとは各パーツの変更です。 簡単にあげると、マスクはＣアイまわりのわざとらしいパテ盛り、耳穴埋め、のぞき窓用のビス位 置移動、スプリングアンテナ製作、下アゴは新規に原型を作り、それをラテックスで複製を作り塗装、それを手でもみ複数のひび割れを再現。（なかなかリアル）
もちろんアゴ止めのゴムベルトもヘルメットについています。手袋は、新1号からの特徴である、手首のベルトとシャーリングを追加しました。ベルトは、折返し式のボタンホック止めを再現（合成皮革をミシンでセコセコ縫いました。）このタイプの手袋はチャックはないので、バンプレビッグソフビやレインボーの新1号手袋は間違いと思います。）ブーツも甲パットに山型ステッチ、後チャック（金属の本物を使用）、Ｗベルト仕様に改造。 ベルトは、飾りボタン（透明ポリ樹脂で複製）、風車（大きめの隙間が狭いタイプで下の円板は穴なしに変更）、サイドBOXを角張った薄型に、更にスイッチ類の変更とベルトバックルに長めのベルトの再現。 ボディは首を持ち上げ少しかしげたようにと、右手の角度変更、左手は、肩の付け根を新規製作し、腰の位 置まで手首を下にさげ、コンバーターラングは、パテで平面的に修正。下半身はポーズ変えはしていません。 仕上げの銀ラインは、パジャマ用の織ゴム（縦目）をアクリル絵の具の銀色で染め、強力ボンドで接着しました。 ギミックは、ベルトのスイッチで、ＣアイとＯシグナルが光、タイフーンの風車が回ります。また、チューナーを押すと、藤岡弘の声で「ライダー変身！」の音声が鳴ります。 彩色は、最も新1号と思われる、私好みの色で仕上げた後に、部分的に汚しとヤニを付けています。（汚く鳴らない程度に）今回も世界に1つの1/2新1号となりました。